Homeミトコンドリアとは?ミトコンドリアって?

ミトコンドリアって?

理科の時間にならったあの有名な「ミトコンドリア」ですが・・・・

ミトコンドリア
(mitochondrion pl. mitochondria)とは真核生物(動物、植物、菌類、など、身体を構成する細胞の中に細胞核と呼ばれる構造を有する生物のこと)の細胞小器官です。二重の生体膜からなり、独自のDNAを持ち、分裂、増殖をし、酸素呼吸の場として知られています。

  ミトコンドリアの構造
1.内膜 2.外膜 3.クリステ(平板状)
4.マトリックス

いきなり難しい話で始まりましたが、「ミトコンドリア」は結局なんなの?
と、みなさん思うとおもいます。

これは「宗教」でも「仮想」でも「希望」でもありません。
研究者たちが長年の研究を経て導き出した「ミトコンドリア」の存在です。
しかしまだ、この研究は「発展途上」であり、今後はもっと、
この「ミトコンドリア」の正体が明らかになっていきます。

ここまでで分かっている「ミトコンドリア」の働き。

それは、私達に


「若さ」を与え

「病気」を改善させ、

「メタボリック」を改善させ、

「肥満」を改善させる、

そんな信じられないような誰もが持っていて、だれもが使える細胞器官なのです。

しかし、実際その正しい知識や、使い方、増やし方が分からず、
ヒトは苦しんでいるのです。

本来の正しい知識、そして、増やし方をここのサイトで少しでも
理解していただけたら、と思います。

「ミトコンドリア」を正しく理解して、若々しく生き、
充実した人生を送りましょう!






まずは、簡単に「ミトコンドリア」の基礎知識です・・・

ミトコンドリアの構造としては、ほとんど全ての動植物の細胞に含まれる細胞小器官で、
直径は0.5μm程度なのですが、形状は生物や細胞の置かれている条件によって様々です。

球形、円筒形のものから紐状あるいは網目状のものまであり、
長さが10μmに達するものも珍しくありません。
1細胞あたりの数は、1つに維持されている細胞もありますが、
多い場合では数千個のミトコンドリアが絶えず分裂と融合を繰り返しているものもあります。

ミトコンドリアは外膜と内膜という二枚の脂質膜に囲まれており、
内膜に囲まれた内側をマトリックス、
内膜と外膜に挟まれた空間を膜間腔と呼んでいます。
内膜はマトリックスに向かって陥入し
クリステ「稜」と呼ばれる特徴的な構造となります。(上図 参照)

      『ミトコンドリアとはほぼ全ての真核細胞にある細胞小器官である。』

そして、そのミトコンドリアの機能についてですが、ミトコンドリアの主要な機能は電子伝達系による
酸化的リン酸化による※ATPの産生(ADPのリン酸化)です。

細胞のさまざまな活動に必要なエネルギーのほとんどは、直接、あるいは間接的にミトコンドリアから
ATPの形で供給されています。

しかしそれ以外にも多様な機能を持っており、ステロイドやヘムの合成などを含む様々な代謝、カルシウムや鉄の細胞内濃度の調節、細胞周期やアポトーシスの調節などにも大きく関わっています。

ただしすべてのミトコンドリアが上記の機能を担っている訳ではなく、あるものはある特定の細胞でのみ機能しています。こうした様々な機能には多数の遺伝子が関わっており、それらに変異が起きると※ミトコンドリア病を引き起こす原因ともなるのです。


(注釈)
※ATP・・・・・ATP (Adenosine Triphosphate) アデノシン三リン酸(アデノシンさんリンさん)とは生物体で用いられるエネルギー保存および利用に関与するヌクレオチド※であり、すべての真核生物がこれを直接利用する。

※ヌクレオチド・・・・・塩基と糖が結合した化合物の一種【ヌクレオシド】の糖部分に燐酸(りんさん)が結合した化合物。核酸はこれが多数重合したポリヌクレオチドで、補酵素の構成成分にもなっている。

※ミトコンドリア病・・・・何らかの原因でミトコンドリアの働きが悪くなると、全身のあちこちにいろいろな障害がでてくる。特にエネルギーをたくさん使うので影響が大きく、障害が現れやすいのが脳と筋肉などの部位となる。症状は多種多様ですが、疲れやすいとか、成長が遅いなども、この病気の場合がある。



mitochondrion increase

Copyright (C) NaturalTmpl009 All Rights Reserved.

inserted by FC2 system